契約不適合責任の内容とは

query_builder 2024/06/01
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契約上で問題があった際には、契約不適合責任が発生する場合があります。
しかし「契約不適合責任についてよく知らない」という方も多いのではないでしょうか。
本記事では、契約不適合責任の内容について紹介しますので、参考にしてみてください。
▼契約不適合責任の内容
■追完請求
引き渡された商品や不動産に問題がある場合、売主に対して商品の修理・補修または代替品の引き渡しを請求できます。
ただし引き渡し後の破損や過失については、追完請求の対象にはなりません。
また不動産の場合は代替品の引き渡しは困難であるため、補修対応になる場合が多いです。
■代金減額請求
買主が一定の期間内に追完請求に応じない場合、契約不適合の程度に応じた代金の減額を請求できます。
また追完請求を履行できないと判断した場合も、代金減額の請求が可能です。
■契約解除
商品や不動産に問題があったにもかかわらず追完請求に応じない場合は、契約解除を申し出ることもできます。
この場合は売主に落ち度がなかったとしても、買主から「契約を解除したい」という申し出があれば認められるケースが多いです。
■損害賠償請求
売主が契約内容に反し損害が発生した場合には、損害賠償を請求できる場合があります。
ただし売主に落ち度がない場合、損害賠償請求の対象にはならないため注意しましょう。
▼まとめ
商品や不動産に問題がある場合、商品の修理・補修や代替品の引き渡しを請求できます。
また追完請求に応じない場合や履行が困難である場合には、代金減額請求または契約解除の申し出が可能です。
契約内容に反し損害が発生した際は損害賠償請求ができますが、売主に落ち度がない場合は対象外となるため注意しましょう。
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