建物状況調査の方法とは

query_builder 2024/06/15
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建物状況調査とは、中古住宅の欠陥や劣化状況などを調べるために行う検査です。
宅地建物取引業法で、建物状況調査を行うよう義務化されており、中古住宅の実質的な価値を知ることに役立ちます。
そこで本記事では、建物状況調査の方法について解説します。
▼建物状況調査の方法
建物状況調査の方法は基本的に目視が中心で、壁紙をはがしたり物を移動させることなどはありません。
調査する部分は2種類で、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分となっています。
■構造耐力上主要な部分
構造耐力上主要な部分に関わる部分のチェックをします。
チェック部分としては、基礎・壁・柱・小屋組・バルコニーなどです。
これらの劣化状況をチェックし、主に欠損・ひび割れ・腐食などの有無を調査します。
■雨水の浸入を防止する部分
もう一つの建物状況調査項目は、雨水の浸入を防止する部分の調査です。
チェック部分は、屋根・外壁・開口部です。
これらの劣化状況を確認して、雨染みの有無や漏水の原因になるひび割れがないか調査します。
▼建物状況調査のメリット
専門家が建物の劣化状況を報告書としてくれるため、問題を把握して事前にトラブルを回避することができるでしょう。
買主側からしても、建物状況調査は安心できる材料になり、今後に修繕計画を立てる際の判断基準になります。
▼まとめ
建物状況調査は、中古住宅の状況を知るために必要な調査であり、調査方法は構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分の2つについて行われます。
また建物状況調査は修繕をする時の判断材料になり、売り手と買い主のトラブルを防ぐことが可能です。
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